前回のGAPの投稿に絡んで、福島県で新年度、GAPの認証取得経費の補助等の支援を開始するという記事を見つけました。
世界基準の農業へ 「GAP」認証取得支援、福島県が17年度

GAP(農業生産工程管理)の第三者認証取得経費を補助するなどの高水準の認証取得を目指す生産者や農業法人を総合的に支援、認証を取得した生産者らの取り組みをインターネットで情報発信する仕組みをつくるとのこと。

震災当時から科学的な事実を分析して情報発信してこられた物理学者の早野龍五さんが
「人々が普段食べているものなら、福島産を食べることはまったく問題ないと断言できる」
と発言している状況になっているにも関わらず、風評被害は以前として続いており、農産物の価格は震災以前には戻らないとのこと。
私自身、福島の農産物を利用することに躊躇いはありませんが、東北だけでなく関東の放射能汚染に懸念を抱いている方たちがいるのも事実。
難しい問題ではありますが、県の支援が農家の方々の一助となることを願うばかりです。

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